◆ “働く街”と“ちょっとディープな東京”が混ざり合う五反田を歩く

東京をぐるりと一周する山手線。
30の駅には、それぞれ違った街の表情があります。

みなさん、こんにちは。
「駅ぶら|駅も街も楽しむよくばり散策」かっつんです。

シリーズ第14回は、
山手線の南側にある“五反田駅”を歩きます。

オフィス街のイメージが強い五反田ですが、
歩いてみると、高架下の飲み屋街、目黒川沿いの静かな景色、
そして昔ながらの商業ビルまで、実に表情豊か。

“都会のリアルな温度感”が残る街です。

派手すぎず、でも味わい深い。
そんな五反田を、カメラ片手にゆったり散歩していきましょう。

👉 山手線シリーズの詳細はこちらのページでご紹介しています。

五反田駅とはどんな駅?

項目内容
開業1911年
乗降者数約13万人(JR東日本)
接続路線JR山手線・都営浅草線・東急池上線

五反田駅は、
オフィス街と住宅街、その間に広がる飲食街が混ざり合う駅。

・高架下の酒場街
・目黒川沿いの落ち着いた景色
・TOCビル周辺の昭和感
・再開発が進む東五反田エリア

“雑多だけど居心地がいい”という空気感が、この街の魅力です。

五反田駅の主な改札口とアクセスできるエリア

改札口ごとにアクセスしやすいエリアがあります。
ぜひ、あなたの“駅ぶら”の参考にしてみてください。

・西口

高架下の飲み屋街、目黒川、桜田通り方面に行くならココ!
五反田らしい“ちょっとディープな空気”を楽しめるエリアです。

・東口

オフィス街、東五反田、ホテル街方面に行くならココ!
再開発が進む、“今の東京”を感じられる街並みが広がります。

五反田駅を楽しもう!

高架下エリア ― 五反田らしい雑多感

五反田駅高架下のうどん屋
数は多くないですが五反田駅の高架下にも地元民で行列のできるお店があります(筆者撮影)

五反田駅を出ると、
まず目に入るのが高架下のにぎわい。

焼き鳥、立ち飲み、町中華、和食、居酒屋。
夕方になると店の灯りがともり、
“仕事終わりの街”らしい空気が流れ始めます。

ガード下の少し雑多な感じが、
どこか懐かしく、歩いていて楽しいエリアです。

目黒川沿い ― 意外と静かな水辺

目黒川の遊歩道
目黒川沿いの遊歩道はのんびり歩くのがオススメです(筆者撮影)

駅前のにぎわいから少し離れると、
目黒川沿いの穏やかな景色が広がります。

春は桜で有名ですが、
普段の静かな時間帯もおすすめ。

川沿いにはカフェやベーカリーもあり、
“五反田のやわらかい一面”を感じられます。

五反田駅で食べる!

高架下グルメ

大衆酒場・東京食堂
五反田駅から目黒川を越えたすぐ辺りにある東京食堂は人気の高架下グルメエリアです(筆者撮影)

五反田といえば、やはり高架下。

・焼き鳥
・立ち飲み
・町中華
・もつ焼き

気軽に入れる店が多く、
“普段使いの東京グルメ”を楽しめます。

● ラーメン激戦区・五反田

五反田駅前のラーメン店
五反田は言わずと知れた“ラーメン激戦区”さまざまなジャンルのラーメン店が軒を連ねます(筆者撮影)

実際に歩いて驚いたのが、ラーメン店の多さ。

広小路通りを中心に有名店から個人店まで数多くのラーメン店が並び、まるで激戦区のような雰囲気です。

濃厚系からあっさり系までジャンルも幅広く、ラーメン好きなら食べ歩きだけでも十分楽しめます。

五反田駅周辺を歩いてみる

● 八ツ山通り・東口エリア

五反田駅前の八ツ山通り
東口エリアにある八ツ山通りは歩道も広く“駅ぶら”しやすい通りです(筆者撮影)

東口を出ると、ラーメン店や定食店、八百屋などが並ぶ庶民的な街並みが広がります。

高層ビルが立ち並ぶオフィス街のイメージとは少し違い、生活感のある五反田の日常を感じられるエリア。

歩いていると、働く人たちのランチタイムや地域の暮らしの空気が伝わってきます。

● 清泉女子大学周辺

清泉女子大前の通り
清泉女子大へと続く通りは閑静な住宅が続きます(筆者撮影)

駅前のにぎわいから少し離れると、街の表情は大きく変わります。

坂道の先には清泉女子大学があり、その周辺は落ち着いた住宅街。

瀟洒な邸宅や緑の多い街並みが続き、「本当に五反田駅の近く?」と思うほど静かな雰囲気です。

都会の喧騒から少し離れて散歩したい人におすすめのエリアでした。

● TOCビル周辺

TOCビル外観
低層階にはカフェや飲食店も入居し五反田駅との間で無料シャトルバスが運行されています(筆者撮影)

五反田駅から桜田通りを歩いていると、ひときわ存在感を放つのがTOCビル。

かつては展示会や問屋街として多くの人でにぎわった五反田のランドマークです。

現在も館内にはショップやカフェが入り、どこか懐かしい昭和の大型商業ビルの雰囲気が残っています。

一方で周辺では再開発も進み、新しい高層ビルが次々と誕生。

古い東京と新しい東京が同じ景色の中に共存しているのも、五反田ならではの魅力です。

五反田駅のいま、むかし

五反田は江戸時代、東海道に近い農村地帯でした。

駅名の由来には諸説ありますが、「五反ほどの田んぼがあった場所」といわれています。

明治以降に鉄道が開通すると工場や企業が集まり、戦後はオフィス街として発展。

さらに飲食店街や歓楽街も形成され、多様な顔を持つ街へと成長しました。

近年はJPビルディングをはじめとした再開発が進み、高層ビルが増加。

その一方で高架下の飲み屋街や昔ながらの商店も残り、「新しい東京」と「昔ながらの東京」が同居する街として変化を続けています。

五反田駅の知っ得情報

・五反田の名前は、田んぼが五反あったことが由来という説がある
・目黒川沿いは春になると桜の名所に
・東急池上線はレトロな雰囲気で人気
・五反田は実はラーメン激戦区としても有名

今日のぶらぶらルート

五反田駅西口→ 八ツ山通り→ 清泉女子大周辺→桜田通り→ TOCビル周辺→広小路通り→目黒川沿い→ 五反田駅へ戻る

・歩行距離:約3km
・所要時間:2〜3時間
・夜散歩もおすすめのルート

まとめ|五反田駅はこんなところ

五反田は、
“雑多さと心地よさ”が同居する街。

・高架下のにぎわい
・目黒川の静けさ
・昔ながらの空気
・再開発の新しさ

派手ではないけれど、
歩くほどに味わいが増していく街です。

こんな人におすすめです。

・東京のリアルな街感が好きな人
・飲み歩きが好きな人
・写真を撮りながら散歩したい人
・雑多な街並みが好きな人

次回は、大崎駅周辺を“駅ぶら”する予定です。

再開発で生まれ変わった街並みと、
昔ながらの下町感が混ざり合う“変化する東京”をぶらぶら歩きます。

※本文中の写真はすべてイメージです


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

次回の駅ぶらもお楽しみに!