宝飾の街と高架下文化を歩く、“職人の街”御徒町

東京をぐるりと一周する山手線。
30の駅には、それぞれ違った街の表情があります。

みなさん、こんにちは。
「駅ぶら|駅も街も楽しむ、よくばり散策」のかっつんです。

山手線30駅を巡る駅ぶらシリーズは、今回から後半戦となるフェーズ③へ。
いよいよ御徒町・日暮里・巣鴨など、山手線の中でも個性的な街並みが続くエリアに入ります。

第16回は、御徒町駅を歩きます。

アメ横や上野のすぐ隣にありながら、
実は宝飾の街として知られ、職人文化が今も息づく御徒町。

高架下には個性的なショップや飲食店が並び、
少し歩けば湯島天神の静かな空気にも出会えます。

にぎわいとものづくり、
下町と新しいカルチャーが混ざり合う街を歩いてみましょう。

👉 山手線シリーズの詳細はこちらのページでご紹介しています。

◆ 御徒町駅とはどんな駅?

項目内容
開業1925年
乗降者数約17万人(JR東日本)
接続路線JR山手線・京浜東北線
周辺エリア上野・湯島・秋葉原

御徒町駅は、上野と秋葉原の間に位置する駅。

駅周辺にはアメ横のにぎわいが広がる一方、
宝石・貴金属の問屋街としても有名で、
全国有数のジュエリータウンとして発展してきました。

近年は高架下施設「2k540 AKI-OKA ARTISAN」の誕生により、
若いクリエイターやクラフト作家が集まる街としても注目されています。

⚫︎御徒町駅の主な改札口とアクセスできるエリア

改札口ごとにアクセスしやすいエリアがあります。
ぜひ、あなたの“駅ぶら”の参考にしてみてください。

・北口

吉池本店、アメ横、松坂屋上野店、PARCO_ya上野方面に行くならココ!

御徒町のにぎわいを感じながら街歩きを始められる出口です。

・南口

2k540 AKI-OKA ARTISAN、宝飾街、秋葉原方面へ行くならココ!

高架下文化と職人の街並みを楽しめる出口です。

◆ 御徒町駅を楽しもう!

● 湯島天神へ続く「学問のみち」

湯島天神の天神男坂
学問の神様として知られる湯島天満宮へ続く急な石段「天神男坂」(筆者撮影)

御徒町駅から少し歩くと、
学問の神様・菅原道真公を祀る湯島天神があります。

男坂の石段を上がると、
駅前のにぎわいとはまったく違う落ち着いた空気。

受験シーズンには多くの参拝客でにぎわいますが、
普段は静かに散策を楽しめるスポットです。

● パンダ広場

御徒町駅のパンダ広場
上野の玄関口らしくパンダのモニュメントが迎えてくれるおかちまちパンダ広場(筆者撮影)

御徒町駅前にある待ち合わせスポット。

イベント会場として利用されることも多く、
取材時にはドラフトビールフェアが開催されていました。

駅前の開放的な空間として親しまれています。

● 2k540 AKI-OKA ARTISAN

2k540 AKI-OKA ARTISANの時計屋
職人の技が光る2k540 AKI-OKA ARTISANの時計工房・ショップ(筆者撮影)

御徒町を代表する新しいランドマーク。

高架下に広がるクラフトショップ街で、
レザー、木工、アクセサリーなど、
職人が手掛ける作品に出会えます。

御徒町らしい“ものづくり文化”を感じられる場所です。

◆ 御徒町駅で食べる!

● 高架下グルメ

御徒町駅の高架下にある飲食店
JR高架下に広がる飲食店街は夜になると多くの人で賑わいを見せるそうです(筆者撮影)

駅周辺には高架下グルメが充実。

居酒屋、ラーメン店、定食屋など、
気軽に立ち寄れる店が数多く並びます。

● 下町の定番チェーンも充実

御徒町駅周辺のラーメン店
激辛ラーメンで全国的に知られる「蒙古タンメン中本 御徒町店」(筆者撮影)

日高屋や蒙古タンメン中本など、
サラリーマンや学生に人気の店も多く、
“普段使いの街”らしい雰囲気があります。

● 佐渡料理や地方グルメ

御徒町駅・宝飾街にある日本料理店
宝飾街では佐渡直送の鮮魚を味わえる日本料理店を見つけました(筆者撮影)

宝飾街周辺には個性的な専門店も点在。

地方の食文化を楽しめる店もあり、
歩いているだけで気になるお店が見つかります。

◆ 御徒町駅周辺を歩いてみた

● 駅前商店街エリア

御徒町駅前通り商店会アーケード
飲食店や専門店が軒を連ねる御徒町駅前通り商店会は昼でも賑わっています(筆者撮影)

駅前には昔ながらの商店街が残り、
活気ある下町の雰囲気を感じられます。

● 春日通り周辺

お江戸 上野 広小路亭
落語や演芸を楽しめる「お江戸上野広小路亭」は春日通りと中央通りの交差点にあります(筆者撮影)

春日通りを湯島天神方面に歩いていくと、落語芸術協会の「定席」(毎月1日〜15日昼)が行われる「お江戸 上野 広小路亭」があります。

● 宝飾街エリア

御徒町駅周辺の宝飾街
宝石・貴金属店が集まる御徒町は国内有数のジュエリータウンとして知られています(筆者撮影)

御徒町を代表する宝飾街の通り。

ジュエリーショップや貴金属店が集まり、
全国でも有数の宝飾問屋街として知られています。

◆ 御徒町駅のいま、むかし

御徒町の名前は、
江戸時代に徒歩で警備や雑務を担当していた「御徒(おかち)」に由来するといわれています。

戦後はアメ横の発展とともに商業の街として成長し、
宝石や貴金属の流通拠点として全国的な知名度を獲得しました。

そして近年は高架下再開発によって、
職人文化やクラフト文化を発信する街へと進化しています。

◆ 御徒町駅の知っ得情報

  • 「御徒町」の名前は江戸幕府の御徒組が由来
  • 全国有数の宝石・貴金属問屋街がある
  • 2k540の名前は東京駅からの距離「2.54km」が由来
  • 湯島天神は学問の神様として有名

◆ 今日のぶらぶらルート

御徒町駅北口→吉池本店→春日通り→湯島天神→松坂屋上野店・PARCO_ya上野→パンダ広場→2k540 AKI-OKA ARTISAN→宝飾街→御徒町駅南口

・歩行距離:約3km
・所要時間:約2〜3時間

◆ まとめ|御徒町駅はこんなところ

御徒町は、

「職人文化と下町文化が共存する街」

です。

  • 宝飾の街
  • 高架下カルチャー
  • 湯島天神の歴史
  • 駅前商店街の活気

上野や秋葉原の陰に隠れがちですが、
実際に歩いてみると独自の魅力にあふれています。

こんな人におすすめです。

  • 下町散歩が好きな人
  • クラフトやものづくりに興味がある人
  • 歴史ある街並みを歩きたい人
  • 写真を撮りながら街歩きを楽しみたい人

次回は日暮里駅編周辺を“駅ぶら”する予定です。

谷中銀座や夕やけだんだん、
下町情緒あふれる街並みを歩きます。

※本文中の写真はすべてイメージです


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

次回の駅ぶらもお楽しみに。